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お墓の引越し

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お墓の移転に必要な書類一覧

お墓の移転、改葬にあたってはいくつか書類が必要です。場合によって細かく異なりますが、大枠は次の4つのものになります。

1. 受入証明書

【発行者】 新しいお墓の管理者
新しい墓地の管理者の方に、発行を依頼します。但し、新しいお墓の墓地使用許可証や、使用決定通知や、永代使用許可書、契約書などで代わりになることもあります。逆に改葬許可申請者とお墓の使用者が違う場合「埋蔵承諾書」が必要となります。

受入承諾書の記載事項は次のような内容です。(岡山市の例)
・改葬申請人の住所・氏名・使用者との続柄
・現在埋葬されている墓地の名称・場所
・死亡者の氏名・本籍・住所・性別・死亡年月日・続柄
・墓地管理者の記名捺印
※墓地管理者、自治体によってはこれと異なります。

2. 埋葬証明書

【発行者】 現在のお墓の管理者
現在のお墓の管理者の方に、発行を依頼します。改葬許可申請者とお墓の使用者が違う場合「改葬承諾書」も必要です。

埋蔵証明書の記載事項は次のような内容です。(今治市の例)
・死亡者の住所・氏名・性別
・死亡年月日
・埋葬若しくは埋蔵又は収蔵年月日とその場所
・墓地管理者の記名捺印
※墓地管理者、自治体によってはこれと異なります。

3. 改葬許可証

【発行者】 現在のお墓がある市町村
【必要書類】1.の受入証明書、2.の埋葬証明書、及び、改葬許可申請書。

現在のお墓がある市町村の役所に「受入証明書」と「埋葬証明書」を提出して「改葬許可証」を発行してもらいます。

改葬許可申請書に書くのは次のような内容です。(横浜市の例)
・死亡者の本籍
・死亡者の住所
・死亡者の氏名
・死亡者の性別
・死亡年月日
・埋葬又は火葬の場所
・埋葬又は火葬の年月日
・改葬の理由
・改葬の場所
・改葬者の住所、氏名、死亡者との続柄、及び、墓地使用者等との関係

記入が難しい項目については「不明」とすることも可能です。墓地管理者の方や市町村の方とご相談下さい。
※墓地管理者、自治体によってはこれと異なります。

注意すること

最初に必要なのは新しいお墓の管理者に依頼する「1.受入証明書」等なのです。
一方で、古いお墓の管理者様によっては、突然やってきていきなり引越したい。と言われても準備に困られる場合があります。お墓の引越しをする際には、まず、事前に、古いお墓の管理者様と良く話し合って、新しいお墓を考えていることなどをお伝えし、内諾を頂きましょう。
その後、新しいお墓と契約をしてから、これらの書類の作成作業に入ります。
また、事前に、新旧両方の市役所に必要な書面とその内容についてしっかりと確認することも大切です。特に遠方のお墓を引っ越す場合、何度も足を運ぶことになってしまいかねません。

最近は、ホームページなどで手続きや申請書を公開する自治体も増えてきています。まずはそれらを調べてみることをオススメ致します。

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